でんしゃ・5〜6さい・のりもの・⏱すぐ

🛤️ 電車のガタンゴトンの正体

公開 ・更新

といかけ

「でんしゃの「ガタンゴトン」って、何の音だと思う?」

こたえ

あれはレールとレールのつなぎ目を、車輪がこえるときの音。レールは夏の暑さでのびるから、わざとすき間をあけてつないである。最近は1本の長〜いレール(ロングレール)で、音が減った区間もあるんだ。

🗣️ 子どもとの話し方

話ごとに開いて読みます。どの話も、そこで終わってかまいません。

入口といかけ → かんさつ → たねあかし
といかけ

「でんしゃの「ガタンゴトン」って、何の音だと思う?」

💭 答えに詰まったら

「ガタン、ゴトン…と、同じリズムで聞こえるよね。車輪の下のレールは、ずっと1本でつながっているのかな?」

それでも出てこないときは3択に。「じゃあクイズ。レールのつなぎ目のすきまは、何のためだと思う?」

  1. 音を出すためのすきま
  2. 伸びてもぶつからないためのすきま
  3. 作るときの失敗

当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから先へ進むと会話が続きます。

かんさつ

音のリズムに耳をすませてみよう。ガタン、ゴトン…。新しい路線だと、音がほとんどしないことがあるよ。ちがいに気づけるかな?

たねあかし

あれはレールとレールのつなぎ目を、車輪がこえるときの音。レールは夏の暑さでのびるから、わざとすき間をあけてつないである。最近は1本の長〜いレール(ロングレール)で、音が減った区間もあるんだ。

左はつなぎ目のすき間がある線路で、車輪がすき間をこえるところから音が出ている。その下に、温度計の低いすずしい日は広く、太陽が照って温度計の高い暑い日はレールがのびてせまくなるすき間。右はすき間の無い長いレールで、車輪が静かに走っている。
左: 車輪がレールとレールのつなぎ目のすき間をこえるとき、ガタンと音が出ます。その下は、すずしい日(すき間が広い)と暑い日(レールがのびて、すき間がせまい)のくらべ。右: 1本の長いレール(ロングレール)はすき間が無く、音が減ります。
🌀 もう一歩

「じゃあ、すきまは夏と冬でどっちが広いと思う?」

ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。

💬 こう聞かれたら

「すき間がないと どうなるの?」→「夏にレールがのびて、ぐにゃりと曲がってしまって危ないんだ」

⚠️ 安全メモ

ホームでは白い線(黄色い点字ブロック)の内側にいようね。

🔎 もっと知りたい人へ

レールのすき間は、夏の暑さで金属が伸びてもぶつからないようにするためのもの。鉄は温度が1℃上がると1mあたり約0.012mm伸び、25mのレールなら気温が30℃変われば約9mm伸びます。最近は溶接でつないだ「ロングレール」が普及し、ガタンゴトンの音は減りました。技術が進むほど、あの音は聞けなくなっていきます。

✏️ やってみよう2問

(1) 50mのレールは、気温が30℃上がると何ミリ伸びる? (鉄は1mあたり1℃で0.012mm伸びる)

こたえを見る

0.012×50×30=18mm。25mのレールの2倍。レールが長いほど伸びも大きくなる。200m以上つないだロングレールは、まくらぎと砂利でがっちり押さえて真ん中が伸びないようにし、動く両はし(それぞれ100mくらい)の伸びを「伸縮継目」という特別なつなぎ目で逃がしている。

(2) レールのすき間が、夏と冬でどちらが広いか予想してみよう。

こたえを見る

冬のほうが広い。鉄が冷えて縮むため。夏は伸びてすき間が狭くなる。すき間が足りなくなると、レールが横に押し出されて曲がってしまうので、すき間の大きさはきちんと調整されている。

🔗 ほかにも

道路の橋にもギザギザのつなぎ目がある(車で通るとガタン!)。「ものは温めるとのびる」は鉄橋や水道管の設計でも大事。

📚 出典・参考にした情報2件

このページの内容は、次の情報で確かめました(2026年10月10日確認)。 誤りに気づいたときはお問い合わせからお知らせください。

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