⏳ 今もらうか、あとでもらうか(子どもと話すお金の話)
スーパーで、親のほうから子どもに話しかけられる会話ネタです。 下の3ステップをそのまま読むだけで、会話がはじまります。
① といかけ
「今すぐ100円もらうのと、1週間待って120円もらうの。どっちを選ぶ?」
💭 答えに詰まったら
「1週間待つと20円増えるね。1週間って、どのくらいの長さかな?」
それでも出てこないときは、3択にしてみましょう。
- 今の100円
- 1週間後の120円
- どちらでもよい
当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから②へ進むと会話が続きます。
② かんさつ
家族それぞれに聞いて、答えを比べてみよう。次は「1年待って200円」だとどうか、も聞いてみて。
③ たねあかし
待てばたくさんもらえると分かっていても、今すぐほしくなる。これは誰にでもある気持ちなんだ。待つことのごほうびを「利子」といって、銀行にお金を預けると少しだけ増えるのも同じ考え方だよ。
🌀 もう一歩
「じゃあ『1年待って200円』ならどう? 気持ちは変わった?」
ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。
💬 こう聞かれたら
「待ったほうが得なのに、なんで今がいいの?」→「あとで本当にもらえるか分からない不安があるから。待つのは勇気がいるんだよ」
⚠️ 安全メモ
なし(会話だけでできます)。
🔎 もっと知りたい人へ
経済学ではこれを「時間割引」と呼びます。有名なマシュマロ実験では、目の前のマシュマロを15分我慢できた子はのちの学業成績が高い傾向が報告されましたが、その後の研究で家庭の経済状況の影響が大きいことも分かってきました。「待てるかどうか」は意志の強さだけでなく、「待てば本当にもらえる」と信じられる環境があるかにも左右されるのです。
✏️ やってみよう
1000円を年に5%増える貯金に預けると、1年後はいくら?
こたえを見る
1000×0.05=50円増えて1050円。2年目は1050円の5%(52.5円)が増えるので約1102円。増えた分にも利子がつくのが「複利」。
🔗 ほかにも
宿題を先にやるか後回しにするか、貯金するか使うか。「今の自分」と「未来の自分」のどちらを大事にするかの練習。