雨の日・5〜6さい・水・自然・⏱すぐ

👃 雨のにおいの正体

公開 ・更新

といかけ

「雨が降りはじめたときの「あのにおい」、何のにおいだと思う?」

こたえ

あのにおいのもとの一つは、土の中の小さな生き物(菌)が作る成分。雨つぶが地面に当たってはじけるときに、空気へ飛び出すんだ。「ペトリコール」というかっこいい名前もあるよ。

🗣️ 子どもとの話し方

話ごとに開いて読みます。どの話も、そこで終わってかまいません。

入口といかけ → かんさつ → たねあかし
といかけ

「雨が降りはじめたときの「あのにおい」、何のにおいだと思う?」

💭 答えに詰まったら

「そのにおいは、土の上とアスファルトの上、どっちが強い?」

それでも出てこないときは3択に。

  1. 雨そのもののにおい
  2. 土の中の菌が作るにおい
  3. 車の排気のにおい

当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから先へ進むと会話が続きます。

かんさつ

雨が降りはじめたら、おうちの人といっしょに、車の来ない所で、土の上とアスファルトの上のにおいをかいでくらべてみよう。かみなりが鳴っていたら外に出ないで、窓からはなれて待とうね。

たねあかし

あのにおいのもとの一つは、土の中の小さな生き物(菌)が作る成分。雨つぶが地面に当たってはじけるときに、空気へ飛び出すんだ。「ペトリコール」というかっこいい名前もあるよ。

雨つぶが地面に当たって広がり、土とのあいだにできた小さな泡がのぼってはじけ、土の菌が作った成分の細かいつぶが空気へ飛び出して鼻に届くようすの図
左から順に見てね。土の中の小さな菌が、においの成分(黄色のつぶ)を作っている。雨つぶが地面に当たって広がると、土とのあいだに小さな泡ができ、泡がのぼって上ではじけると、成分の細かいつぶが空気へ飛び出して鼻に届く。
🌀 もう一歩

「じゃあ、かわいた土に じょうろで水をまいたら、にたにおいがすると思う?」

ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。

💬 こう聞かれたら

「菌ってばいきん? 悪もの?」→「土の中には、落ち葉などを分解して土を作ってくれる菌もたくさんいるよ。悪ものばかりじゃないんだ」

⚠️ 安全メモ

かみなりが鳴ったら、外にいたらすぐ建物の中へ。中では窓からはなれよう。

🔎 もっと知りたい人へ

この匂いは「ペトリコール」と呼ばれ、正体の一つは土の中の放線菌がつくる「ゲオスミン」という物質です。雨つぶが乾いた地面に当たると小さな泡ができてはじけ、土の成分が細かい粒になって空気へ飛び出すことが、実験で確かめられています。人間の鼻はゲオスミンにとても敏感で、水1リットルにわずか5〜10ナノグラム(1兆分の5〜10)ほど溶けているだけでも気づく人がいます。水道水の「かび臭さ」の原因にもなる物質です。

✏️ やってみよう1問

雨が降り始めたら、土のある場所とアスファルトの上で、匂いを比べてみよう。かみなりが鳴っていたら外に出ないで、建物の中で待とう。

こたえを見る

土の上のほうが強く感じることが多い。ゲオスミンは土の中の菌がつくるため。アスファルトの上ではにおいのもとが少ないので、においが弱かったり、ちがうにおいになったりする。

🔗 ほかにも

よく かわいた庭やベランダに じょうろで水をまくと、にたにおいがするか 試してみよう。

📚 出典・参考にした情報3件

このページの内容は、次の情報で確かめました(2026年10月10日確認)。 誤りに気づいたときはお問い合わせからお知らせください。

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