👃 雨のにおいの正体
雨の日で、親のほうから子どもに話しかけられる会話ネタです。 下の3ステップをそのまま読むだけで、会話がはじまります。
① といかけ
「雨が降りはじめる前の「あのにおい」、何のにおいだと思う?」
💭 答えに詰まったら
「そのにおいは、土の上とアスファルトの上、どっちが強い?」
それでも出てこないときは、3択にしてみましょう。
- 雨そのもののにおい
- 土の中の菌が作るにおい
- 車の排気のにおい
当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから②へ進むと会話が続きます。
② かんさつ
窓を少し開けて、においをかいでみよう。土の上とアスファルトの上で、においは違うかな?
③ たねあかし
あのにおいは、土の中の小さな生き物(菌)が作る成分が、雨つぶが地面に当たってはじけるときに空気へ飛び出したもの。「ペトリコール」というかっこいい名前もあるよ。
🌀 もう一歩
「じゃあ、じょうろで水をまいても同じにおいがすると思う?」
ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。
💬 こう聞かれたら
「菌ってばいきん? 悪もの?」→「土を元気にするいい菌もたくさんいるよ。においは元気な土のしるし」
⚠️ 安全メモ
かみなりが鳴っていたら窓から離れよう。
🔎 もっと知りたい人へ
この匂いは「ペトリコール」と呼ばれ、正体の一つは土の中の放線菌がつくる「ゲオスミン」という物質です。人間の鼻はゲオスミンを0.4ppb(10億分の0.4)という極めて薄い濃度でも感じ取れます。これはサメが血を感じる能力に匹敵する鋭さで、大昔の人類が水場を探すのに役立った名残ではないかと言われています。
✏️ やってみよう
雨が降り始めたら、土のある場所とアスファルトの上で、匂いを比べてみよう。
こたえを見る
土の上のほうが強く香る。ゲオスミンは土壌の菌がつくるため。アスファルトでは、たまった油やほこりが混ざった別の匂いになる。
🔗 ほかにも
庭やベランダに じょうろで水をまいても 同じにおいがする。試してみよう。