🍌 バナナが緑のまま船で運ばれる理由
公開 ・更新
といかけ
「このバナナ、どうやって日本まで来たと思う?」
こたえ
バナナは船で、近い国からは数日、遠い国からは3週間ほどかけて日本へ来る。緑のかたいまま、ひんやりした船の中で運ばれて、日本に着いてから「室(むろ)」という部屋で黄色くしているんだ。売り場は世界とつながっているんだよ。
🗣️ 子どもとの話し方
話ごとに開いて読みます。どの話も、そこで終わってかまいません。
入口といかけ → かんさつ → たねあかし
「このバナナ、どうやって日本まで来たと思う?」
💭 答えに詰まったら
「バナナは、遠くのあたたかい国で育つんだよ。海をこえて、何に乗って来たのかな?」
それでも出てこないときは3択に。「じゃあクイズ。船で運ぶときのバナナは、どれだと思う?」
- 黄色く熟してから運ぶ
- 緑のうちに運ぶ
- 冷凍して運ぶ
当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから先へ進むと会話が続きます。
値札の「産地」を読んでみよう(フィリピン? エクアドル?)。ほかの果物や野菜の産地もしらべて、「遠くから組」と「近く組」に分けてみよう。
たねあかしバナナは船で、近い国からは数日、遠い国からは3週間ほどかけて日本へ来る。緑のかたいまま、ひんやりした船の中で運ばれて、日本に着いてから「室(むろ)」という部屋で黄色くしているんだ。売り場は世界とつながっているんだよ。
🌀 もう一歩
「じゃあ、家でバナナを早く熟させる方法はあると思う?」
ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。
💬 こう聞かれたら
「なんで日本で作らないの?」→「バナナは寒さに弱いから、日本では沖縄などのあたたかい所で少し作られているだけなんだ。あたたかい国の得意わざなんだ」
⚠️ 安全メモ
商品はやさしくあつかおう。
🔎 もっと知りたい人へ
バナナが熟して甘くなるのは、「エチレン」という植物ホルモンがはたらいて、でんぷんが糖に変わるから。青いうちに収穫して船で運ぶのは、日持ちさせるためだけでなく、到着後にエチレンガスの部屋で追熟させ、店に並ぶタイミングを人の手で正確にコントロールできるからです。実は、植物防疫法のきまりで、日本には緑の(熟していない)バナナしか輸入できません。
✏️ やってみよう1問
バナナとまだ固いキウイを、同じポリ袋に入れて2日置いてみよう。
こたえを見る
キウイが早く柔らかくなることが多い。バナナが出すエチレンがキウイの追熟を早めるため。逆に、バナナを他の果物と離して置くと長持ちする。りんごもエチレンを多く出すことで知られている。
🔗 ほかにも
産地当てゲームはどの売り場でもできる。近くでとれたものや「旬」のものは、新鮮で安いことが多いよ。
📚 出典・参考にした情報4件
このページの内容は、次の情報で確かめました(2026年10月10日確認)。 誤りに気づいたときはお問い合わせからお知らせください。
- 東京税関「特集 バナナの輸入(PDF)」
- 日本バナナ輸入組合「バナナ大学 輸入過程全体」
- 植物防疫所(農林水産省)「よくあるご質問(輸入編)」
- 駒沢女子大学「キウイフルーツの追熟」