寝る前・7〜9さい・生き物・🔍じっくり

📐 身長は朝のほうが高い

公開 ・更新

といかけ

「人の身長は、1日の中で変わるって知ってた? 本当か確かめてみない?」

こたえ

背骨の骨と骨の間には、水分をふくんだクッション(椎間板)がある。日中は体の重みで少しちぢみ、寝ている間に水分を吸ってふくらんで戻る。だから朝がいちばん高いんだ。

🗣️ 子どもとの話し方

話ごとに開いて読みます。どの話も、そこで終わってかまいません。

入口といかけ → かんさつ → たねあかし
といかけ

「人の身長は、1日の中で変わるって知ってた? 本当か確かめてみない?」

💭 答えに詰まったら

「一日じゅう立ったり座ったりしていると、背骨は上から押され続けるよね。夜には、どうなっていると思う?」

それでも出てこないときは3択に。「じゃあクイズ。背がいちばん高いのは、いつだと思う?」

  1. 夜寝る前
  2. 朝起きたとき
  3. お昼ごはんのあと

当たっても外れても、「なんでそう思ったの?」と理由を聞いてから先へ進むと会話が続きます。

かんさつ

今夜、寝る直前に、おうちの人に身長を測ってもらって、壁にはったテープに印をつけよう(頭の上に本を水平に当てると正確だよ)。明日、起きてすぐ、動き回る前に同じ場所で測ると、印とくらべてどうなるかな?

たねあかし

背骨の骨と骨の間には、水分をふくんだクッション(椎間板)がある。日中は体の重みで少しちぢみ、寝ている間に水分を吸ってふくらんで戻る。だから朝がいちばん高いんだ。

背骨を横から見た図。左は日中で、上から体の重みがかかり、骨と骨の間のクッションがうすくなって水分が外へ出ていく。右は寝たあとの朝で、クッションが水分を吸ってふくらみ、背骨のてっぺんが左より高くなっている。
左: 日中は体の重み(上からの矢印)で、背骨の骨と骨の間のクッション(椎間板)が押されて水分が出ていき、うすくなる。右: 寝ている間に水分を吸ってふくらみ、朝は背骨のてっぺんが左の高さ(灰色の点線)より高くなる(差は大きく描いています)。
🌀 もう一歩

「宇宙飛行士は無重力で何cm伸びると思う?」

ここで終わらせず、もう一往復すると会話になります。

💬 こう聞かれたら

「おとなも、朝のほうが背が高いの?」→「そうだよ。おとなも背骨のクッションのしくみは同じだから、朝起きたときがいちばん高くて、夕方には少し低くなるんだ」

⚠️ 安全メモ

測るときは かかと・せなか・頭を壁につけて、まっすぐ立とう。

🔎 もっと知りたい人へ

背骨の骨と骨の間には「椎間板」というクッションがあり、日中は体重で押されて水分が抜け、少し薄くなります。夜寝ている間に水分が戻るので、朝は1cm前後(人によっては2cm近く)背が高くなります。宇宙では背骨にかかる重みがなくなり、背骨のカーブがのびて椎間板もふくらむため、宇宙に着いて数日で身長が伸びます。ふつうは1〜2cm、5cm以上伸びた宇宙飛行士もいます。地球に戻ると元に戻ります。

✏️ やってみよう1問

朝起きてすぐと、寝る直前に、同じ壁で身長を測って差を比べよう。

こたえを見る

朝のほうが1cmほど高いことが多い。健康診断を朝に受けるか午後に受けるかで身長の記録が少し変わることがあるのは、このため。

🔗 ほかにも

朝に背が高いのは、ひと晩で背骨のクッションが元に戻ったから。背が伸びた(成長した)わけじゃないよ。眠りは体を元に戻す大事な時間なんだ。

📚 出典・参考にした情報3件

このページの内容は、次の情報で確かめました(2026年10月10日確認)。 誤りに気づいたときはお問い合わせからお知らせください。

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